面白い情報を気軽に探せる「Google Reader Play」実験公開


Google Reader Play(Google Reader公式ブログより画像転載)

 米Googleは10日、煩雑な設定・登録作業抜きで面白いコンテンツを見つけられる新サービス「Google Reader Play」をGoogle Labsにて公開した。

 「Google Reader Play」は、Google Readerに情報を登録する作業を、多くの人が煩雑に感じて利用しないことから思い付いたサービスだとしている。そのため「Google Reader Play」では、利用に際して事前の手続きは必要ない。ただ、ページを表示させるだけだ。

 「Google Reader Play」でスタートボタンをクリックすると、例えばブログやフィード、写真、動画などで人気のコンテンツが自動的に提示される。メインに表示されるコンテンツは大きな画面で表示され、その下にたくさんのコンテンツのサムネイル画像が表示される。利用者は、右矢印キーを押していくだけで、次々とコンテンツを表示させられる。サムネイル画像をクリックして表示させることもできる。

 面白いコンテンツに出会い、スター印を付けておきたいと思ったり、友人と共有したいと思った場合には、そこで初めてGoogleアカウントにログインする必要がある。情報はGoogle Readerにも共有・反映される。

 その際、Google BuzzとGoogle Readerが接続されている場合には、共有したコンテンツが自動的にGoogle Buzzにも配信されるため、注意が必要だ。

 「Google Reader Play」には、Google Readerのお勧めアイテム表示技術を利用している。そのため、ログインしている場合には、Google Readerでスターを付けたフィードや共有したコンテンツに基づいて内容が表示されるとしている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/3/11 12:37