Google Reader英語版にパーソナライズド機能が追加
米Googleは22日、Google Reader英語版にパーソナライズド機能を追加したと発表した。この機能は、Google Readerの言語設定を英語版に変更することで利用できる。
Google Reader英語版の左ペインには、新たに「Explore」セクションが設けられた。ここには、「Popular items」と「Recommended sources」の2つの項目があり、新機能は「Popular Items」から利用できる。
「Popular items」には、人気のある記事が自動的に集められる。Google Reader利用者全体の履歴を元にするため、世間で最も人気のある記事を見逃さないで済むようになる。
「Recommended sources」は、これまで「Recommendations」と呼ばれていた、おすすめフィードの紹介機能だ。わかりやすさのためにこのセクションに移されており、機能内容に変更はない。
もう1つの新機能は、ユーザーが興味を持ちそうな記事を自動的に上位に表示する「Personalized ranking」だ。右ペインのフィード表示欄上部の「Feed settings(フィード設定)」から「Sort by magic」をチェックすることで利用できる。特に、記事数が多いフォルダで実行すると効果的とされている。
パーソナライズド機能を実現するために、Googleはそれぞれのユーザーの利用傾向を計測しているReader Trendsや、Web履歴のデータを利用する。ただし、Web履歴に関しては、あらかじめ利用許可設定をしていなければ利用されることはない。これらのデータを元に、パーソナライズド作業はバックグラウンドで自動的に行われる。
関連情報
(青木 大我 taiga@scientist.com)
2009/10/23 12:04
-ページの先頭へ-