カスペルスキー、フィッシング対策協議会と連携で製品強化へ
株式会社Kaspersky Labs Japanは7日、フィッシング対策協議会と連携し、同協議会が収集するフィッシングURLデータの提供を受けると発表した。これにより、Kasperskyのセキュリティ製品におけるフィッシング対策機能が強化されるとしている。
フィッシング対策協議会が提供するURLデータが反映されるセキュリティ製品は、法人向けの「Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstation 6.0 R2」と、個人向けの「Kaspersky Internet Security 2010」。
Kaspersky Labs Japanはこれまで、独自の調査と観測によってフィッシング対策データベースを運営してきた。同社が国内におけるフィッシング対策に関して、第三者機関と連携を図るのは初めて。
フィッシング対策協議会は2月、フィッシングサイトが閉鎖されるまでのリスク低減を目的として、同協議会会員およびオブザーバー向けにフィッシングURLデータの提供を開始。今回、この取り組みにKaspersky Labs Japanが賛同した。
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(増田 覚)
2010/4/7 13:40
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