米Apple、時価総額で米Microsoftを初めて抜く


 米国時間26日の株式市場で、時価総額ベースで米Appleが米Microsoftを初めて超えるという現象が起こった。

 26日の株式市場では、Appleの時価総額が一時、約2290億ドル(約20兆円)となり、Microsoftをわずかながら超えた。終値では、Appleが約2221億ドル、Microsoftが2192億ドルとなった。

 Appleの株価は、1年間にわたって上昇傾向を示している一方で、Microsoftはここ1カ月間に大きく下落したことから、今回のような現象が起こった。Appleは、iPhoneが記録的な売り上げを達成するとともに、iPadや次期iPhoneにも注目が集まっていることなどが背景にありそうだ。

 なお、時価総額1位は、石油大手の米Exxon Mobil Corporationの約2789億ドル。その他のIT企業の時価総額は、中国の携帯電話事業者であるChina Mobileが6位の約1856億ドル、米IBMが13位の約1580億ドル、米Googleが19位の約1514億ドルなど。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/5/27 11:36