直流電源線に対応したPLCモジュール、ネットインデックス子会社が開発


 株式会社ネットインデックスは26日、100%子会社である株式会社ネットインデックス・イー・エスが直流電源線にも適用可能なPLC(電力線搬送通信)コアモジュールとPLCモデムを開発したと発表した。組み込み用途として、9月末よりサンプル出荷を開始する。


PLCコアモジュール「PA10AN」(左)、PLCモデム親機「PA10-AN-SS03」(中)、PLCモデム子機「PA10-AN-SS04」(右)

 ネットインデックス・イー・エスによると、家庭用途や産業用途では直流電源線で接続された機器が多数あるが、使用できる周波数が10kHz以下の狭帯域に限られるという。今回開発したコアモジュールでは、3~9kHz帯を使用し、直流電源線で使用可能な独自の変調方式「LS-OFDM(ローサイドローブ直交周波数多重変調)」を採用し、電源雑音に対して安定動作できるようにした。

 コアモジュール「PA10AN」は、本体サイズが35×60×10mm(縦×横×高さ)。また、これを応用したPLCモデムは、親機「PA10-AN-SS03」・子機「PA10-AN-SS04」ともに本体サイズは37×62×15mm(縦×横×高さ)と小型化・薄型化しており、例えば遠隔施錠管理システムでドア内部に収容することも可能だとしている。


遠隔施錠管理システムへの導入例

 直流PLC市場としてはこのほか、車載用バッテリー線や太陽光パネル線などもあるという。


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(永沢 茂)

2010/7/26 12:47