Mac OS X 10.6“Snow Leopard”用の「Security Update 2010-006」公開
米Appleは20日、Mac OS X 10.6“Snow Leopard”用の「Security Update 2010-006」を公開した。同OSのソフトウェアアップデート機能経由または同社ダウンロードサイトより入手できる。
同アップデートでは、AFP(Apple Filing Protocol)に関する1件の脆弱性に対処した。これは、リモートの攻撃者によって、パスワード認証を回避してAFPの共有フォルダーにアクセスされる可能性があるというもの。Appleによると、AFPサーバーのエラー処理に問題があり、標的となるシステム上のアカウント名を攻撃者が知っている場合、パスワード検証を回避される恐れがあるという。
なお、ファイル共有はデフォルトでは無効になっているほか、この問題はMac OS X 10.6より前のシステムには影響しないとしている。
Appleではユーザーに対し、同アップデートを適用してMac OS Xのセキュリティを強化することを推奨している。
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(永沢 茂)
2010/9/21 15:36
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