YouTubeに著作権侵害コンテンツの責任求めた、スペイン放送局の訴え棄却
ユーザーがアップロードした著作権侵害コンテンツの責任はYouTubeにあると主張していたスペインの放送局Telecincoの訴えをマドリードの裁判所が23日に棄却したことを、Googleが公式ブログで明らかにし、「インターネットの大きな勝利」と表現した。
裁判所は、YouTubeがコンテンツオーナー向けに著作権侵害コンテンツの削除ツールを提供していることを指摘し、著作権侵害コンテンツを識別してYouTubeに通知するのは、著作権者の責任であることを認めたとしている。
Googleによると、YouTubeには毎分24時間以上の動画がアップロードされているという。動画や写真、文章をウェブサイトで公開させる前に、サイト運営者がすべて検査しなければならないとなれば、YouTubeのみならず、FacebookやTwitter、MySpaceを含む人気サイトは休止しなければならなくなるだろうとGoogleではコメントしている。
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(永沢 茂)
2010/9/24 18:46
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