GREEが出会い目的利用の監視強化、青少年保護の取り組みで


 グリー株式会社は18日、同社が運営するSNS「GREE」において、健全性向上と青少年の保護・健全育成に向けた取り組みを強化すると発表した。

 これまでグリーは、サイトパトロール体制の拡充や年齢別の機能制限の設定、サイト内外での啓発活動など、サイト規模の拡大に応じて、順次対策を強化してきたというが、10月以降、サイトパトロールおよび年齢別の機能制限の強化を行うという。

 サイトパトロールに関しては、面識のない異性との出会いを目的とした利用・投稿への監視を強化するとともに、個人情報を含む投稿やGREE内のメールの送受信に対するペナルティ水準を引き上げる。また、プロフィール、日記、コミュニティなどの各種検索機能において、不適切な単語を検索対象から除外する。

 年齢別の機能制限に関しては、面識のない異性との出会いなどを防止するため、メールにおいて年齢別の利用制限を強化・細分化するほか、18歳未満に対して友だち希望を行う際のメール内容を定型文に限定する。また、青少年の保護・健全育成を目的として、利用年齢の詐称を防止するため、登録した生年月日の変更を制限する。


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(増田 覚)

2010/10/18 13:29