Twitterクライアント「TweetMe AIR版(仮称)」12月にリリース


「TweetMe AIR版(仮称)」の画面構成

 株式会社フライトシステムコンサルティングは18日、PC用Twitterクライアント「TweetMe AIR版(仮称)」を12月にリリースすると発表した。同社がすでに提供している「TweetMe for iPhone」の機能を継承するとともに、ToDoサービスや位置情報関連サービスなど、他社のクラウドサービスと連携する機能を実装する。

 「TweetMe AIR版(仮称)」は、TweetDeckやHootSuiteのようなマルチカラム画面を採用。Twitterのタイムラインに表示されたツイートの内容に応じて、各種クラウドサービスと連携するウィジェットが右端のカラムに表示される。例えば、日時に関するツイートがあれば「Googleカレンダー」が表示され、そこからスケジュールとして登録できる。

 現在、連携を予定しているのは、Googleカレンダーのほか、株式会社ヌーラボが提供するToDoサービス「Backlog」、株式会社関心空間の位置情報活用サービス「ランブリン」、株式会社KIZNAが近くリリースするTwitterの機能補足サービス「Kizna」。こうした外部サービスとの連携機能は、「TweetMe AIR版(仮称)」の有料オプションとして提供する。

 なお、「TweetMe for iPhone」では、ツイートやタイムライン、Twitterの検索結果をワンクリックでEvernoteに保存できる機能があるが、「TweetMe AIR版(仮称)」でも、基本機能で無料で利用できる。

 このほか、FacebookやMySpaceとの連携機能も来年以降、提供する予定だという。


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 ちなみに、「TweetMe AIR版(仮称)」という名称は本当に仮のものであり、名称は変更される予定だ。フライトシステムコンサルティングの杉山隆志取締役によると、FacebookやMySpaceの機能も盛り込むと、ライセンスの関係によりTwitterやTweetという単語を製品名に使えなくなるのだそうだ。

 杉山取締役は「TweetMe」の今後のプラットフォーム展開についても明らかにした。国内向けのiPhone版は今後も無料で提供していく一方、世界向けのiPhone版を有料で提供開始する予定。また、次はiPad版をリリースし、さらに来年にAndroid版をリリースする。これらは、広告を表示するライト機能版を無料で提供する一方で、フル機能版を有料で提供する。iPad版が500~600円程度、Android版が300~400円程度になるという。


フライトシステムコンサルティングの片山圭一朗代表取締役社長フライトシステムコンサルティングの杉山隆志取締役




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(永沢 茂)

2010/11/18 16:25