「ウイルス感染は論外」G DataがプロレスラーNOSAWA選手と共闘


キャンペーンサイト
左からNOSAWA論外選手、独G Data Softwareセキュリティエヴァンジェリストのエディ・ウィレムス氏、Jag 山本氏

 G Data Software株式会社は25日、同社のウイルス対策ソフトがAV-TESTのウイルス検知率テストで36カ月連続1位を達成したことを記念し、プロレスラーのNOSAWA論外を“セキュリティ親善大使”に起用したキャンペーンサイトを公開した。AV-TESTは、独マグデブルク大学にある、ウイルス対策ソフトをテスト評価する第三者機関。

 キャンペーンサイトは「俺はNOSAWA論外、ウイルスは論外」をキャッチフレーズに掲げ、セキュリティソフト「G Data InternetSecurity 2011」の販促を行う。検知率36カ月連続1位を達成したことにちなんだ「36カ月1台用DL(ダウンロード)版」を3600円、「1年1台用DL版」を2980円、「6カ月1台用DL版」を1489円で販売する。

 NOSAWA論外は、ジョージ高野と高野拳磁が設立したプロレス団体「PWC」でプロデビューを果たし、現在は「東京愚連隊隊長」としてフリーで活躍するプロレスラー。全日本プロレスでは、所属選手でないにもかかわらず“自称・選手会長”と名乗り、2009年には鈴木みのるとアジアタッグ王座に就いた実績もある。

 25日に開かれた会見では、「去年まではウイルスバスターを使っていたが、『ウイルス検出率99.9%』というG Dataに興味を持った。どうにかしてこの会社の人とつながれないかと思っていたところ、知人に紹介してもらった」と、自称・選手会長ならではの図々しさで“セキュリティ親善大使”の座をつかんだ経緯を語った。

 また、G Data Software代表取締役社長を務めるJag 山本氏はAV-TESTについて、「世界で唯一月次データを出しているウイルス検知率の評価機関。その中で、G Dataはウイルス検知率99%をほぼ維持し続けた唯一の製品だ。今後は安さや有名さだけでなく、価値のあるセキュリティソフトが求められるだろう」と自社製品をアピールした。

 「G Data InternetSecurity 2011」は独G Data Softwareが開発したセキュリティソフトで、日本では株式会社ジャングルが販売する。ウイルス/スパイウェア対策機能に加え、迷惑メール防止機能、パーソナルファイアウォール機能、フィルタリング機能を備える。対応OSはWindows 7/Vista/XP SP2以降。


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(増田 覚)

2010/11/26 09:00