文化庁、デジタルネットワーク社会における図書館のあり方など検討


 文化庁は、「電子書籍の流通と利用の円滑化に関する検討会議」を設置し、第1回会合を2日に開催した。

 総務省、文部科学省、経済産業省の3省合同による「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」が6月にとりまとめた報告を踏まえ、日本における電子書籍の利活用について、文部科学省として取り組むべき具体的施策の方向性を検討する。

 検討内容は、1)デジタルネットワーク社会における図書館と公共サービスのあり方に関する事項、2)出版物の権利処理の円滑化に関する事項、3)出版者への権利付与に関する事項など。


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(永沢 茂)

2010/12/3 18:50