政府の震災ボランティア連携室と連携、被災地情報を伝える「助けあいジャパン」


助けあいジャパン

 政府が新設した内閣官房震災ボランティア連携室と連携し、被災地の情報を提供する民間サイト「助けあいジャパン」が22日オープンした。

 政府では、東日本大震災を受けて湯浅誠内閣府参与を室長とする内閣官房震災ボランティア連携室を開設。「助けあいジャパン」は民間サイトとして震災ボランティア室と連携し、被災地で必要とされている情報をソーシャルメディアなどを利用して提供していく。

 サイトでは現在、各県ごとの被害状況や復旧状況、ボランティアセンターや物資受付の案内、交通機関の状況、公式Twitterアカウントなどを紹介している。サイトは、現地でボランティ活動などを行いたい人に向けて、被災地のボランティア拠点から届く情報を提供する目的で作られたが、被災地の拠点がまだ対応できる状況ではないとして、現地の対応が整ってから提供するとしている。


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(三柳 英樹)

2011/3/23 13:48