東芝、10.1型と7型の「レグザタブレット」発表


 東芝は、薄型で軽量のAndroidタブレット「レグザタブレット AT700」「レグザタブレット AT3S0」の2機種を発表した。「AT3S0」が10月下旬に、「AT700」は12月中旬に発売される。価格はオープン価格で、店頭予想価格は「AT700」が7万円前後、「AT3S0」が5万円前後になる見込み。

「AT700」

 「レグザタブレット AT700」は、Android 3.2を採用し、CPUにTI製デュアルコア 1.2GHz駆動の「OMAP 4430」を搭載する。広視野角、省電力LEDバックライトを搭載したディスプレイは10.1型、1280×800ドットのTFTカラー液晶。内蔵メモリは32GB、RAMは1GB。約500万画素のメインカメラと、約200万画素のインカメラを備える。無線LANはIEEE802.11b/g/nで、Bluetooth、GPS、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサー、照度センサーをサポートする。micro HDMI、microUSB、microSDHCカードスロットを備えている。

 連続動画再生時間は約7時間。大きさは約256×176×7.7mmで、重さは約558g。

「AT3S0」

 「AT3S0」は、Android 3.2を採用し、CPUにNVIDIA製デュアルコア 1GHz駆動の「Tegra 2」を搭載する。広視野角、省電力LEDバックライトを搭載したディスプレイは7型、1280×800ドットのTFTカラー液晶。内蔵メモリは32GB、RAMは1GB。約500万画素のメインカメラと、約200万画素のインカメラを備える。無線LANはIEEE802.11b/g/nで、Bluetooth、GPS、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサー、照度センサーをサポートする。micro HDMI、miniUSB、microSDHCカードスロットを備えている。

 連続動画再生時間は約6時間。大きさは約128×189×12.1mmで、重さは約379g。

レグザブルーレイと連携

 どちらのモデルも薄型・軽量なボディが特徴で、「AT700」では背面もフラットなデザインが採用されている。

 「レグザブルーレイ」と連携し、放送中の番組を家庭内で視聴できるアプリ「RZライブ」が配信される予定。同アプリでは、「レグザリンク・シェア」対応の「レグザブルーレイ」で受信しているテレビ番組を家庭内のネットワークで視聴可能。Twitterと連携する機能も用意されている。

 また、アプリ「RZプレーヤー」をインストールすれば、「レグザリンク・シェア」対応の「レグザ」「レグザブルーレイ」で録画した番組を家庭内のネットワークで視聴可能。

 さらに、アプリ「RZポーター」をインストールすれば、「レグザリンク・シェア」対応の「レグザブルーレイ」で録画した番組を端末内にダビングでき、外出先などに持ち出せる。

 このほか、低解像度の映像をシャープに見せる「レゾリューションプラス」や、外光環境を検知する「アダプティブディスプレイ」、小型のスピーカーでは出にくい音を補正する「Audio Enhancer」、周囲がうるさい環境で自動調整する「Noise Equalizer」などの機能が搭載される。


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(三柳 英樹)

2011/10/3 20:07