LinkedIn、スキャンした名刺とLinkedInプロフィールを連携するiPhoneアプリ


 米LinkedInは15日、iPhone向け名刺読み取りアプリ「CardMunch」のアップデートを発表した。LinkedInでは「名刺の再発明」と銘打っている。

 「CardMunch」は、LinkedInが今年1月に買収した企業の名刺変換アプリ。iPhoneで名刺を撮影すると、名刺データをデジタル化し、アドレス帳に登録できる。現在英語版のみが提供されている。今回のアップデートで、これまで有料だったCardMunchは無料になり、名刺データをLinkedInのプロフィールと関連付ける機能追加を発表した。

 今回、LinkedInは読み取った名刺データをLinkedInプロフィールと結びつけることにより、名刺の人物に関する自分との共通点、卒業した学校、職歴をその場で知ることができるようにしたものだ。名刺データを死蔵せず、その場で生かせるようになり、その後もLinkedInによって人脈を維持できることになる。

 このアップデートに伴い、ユーザーインターフェイスも改良された。名刺のキャプチャー画面や、名刺データ表示画面、名刺の詳細データとLinkedInプロフィール閲覧画面に分かれており、見やすくなっている。また、名刺読み取り速度も向上したとしている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/11/16 11:55