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IPA、若手セキュリティ人材を育成する新プログラム「セキュリティ・キャンプコネクト」を2026年3月に開催
エントリーは1月6日まで
2025年12月19日 07:00
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)と一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会は、若手のセキュリティ人材を創出するプログラムとして、新たに立ち上げた教育・交流プログラム「セキュリティ・キャンプコネクト」を、2026年3月26日~29日に開催する。参加希望者のエントリー締め切りは2026年1月6日23時59分。参加費は無料(交通費・宿泊費含む)。
会場はマイステイズホテル新浦安コンファレンスセンター(千葉県浦安市明海2-1-4)。参加できるのは、日本国内に居住する、2025年4月1日時点において18歳以上、あるいは2026年4月1日時点において25~30歳以下の大学院生・学生。全体の定員は40人で、講義は次の6クラスから選択できる。
- 法律クラス(15人程度):法的思考とセキュリティの視点から課題を捉える力と、サイバー分野における法務実務・リスク対応の基礎知識を身に付ける
- AIレッドチーミングクラス(5人程度):LLMやマルチLLMエージェントシステム(MAS)など、AI技術に内在するセキュリティ課題を体系的に学ぶ
- 脅威クラス(5人程度):脅威情報の収集・分析技法、および脅威自体の理解(攻撃者の理解)について、技術的・非技術的な観点から学ぶ
- デバイスクラス(5人程度):「自作キーボード」と「セキュリティ」をコネクトして、モダンな組み込み開発とものづくりにおけるセキュリティについて考える
- OSクラス(5人程度):講師が制作した「RPGのような世界で動くOS(RPGOS)」を参考に、常識にとらわれないOSの表現方法を探求する
- IoTクラス(5人程度):IoTデバイス、IoTシステムをセキュアにし、どのようなアプローチでセキュリティに寄与できるかなど議論し、機能追加に取り組む
希望者はエントリーとともに、設定されている課題の回答を提出し、選考を受ける必要がある。課題提出の締め切りは2026年1月13日23時59分。

