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初心者でも挑戦できる「セキュリティ・キャンプ2025ミニ」、品川で8月23日・24日に開催
エントリー受付は7月28日まで
2025年7月3日 07:30
東京都立産業技術高等専門学校、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会は、セキュリティ・キャンプの全国大会参加を目指す学生や、地域でセキュリティに興味を持つ学生向けの専門講座「セキュリティ・キャンプ2025ミニ」の東京での開催日程を発表した。エントリー締め切りは7月28日16時。
開催日程は8月23日・24日の2日間で、会場は東京都立産業技術高等専門学校 品川キャンパス(東京都品川区東大井1-10-40)。参加費は無料で、エントリー受付は7月28日16時まで。参加できるのは、日本国内に居住する、2026年3月31日時点において25歳以下の大学院生・学生・生徒・児童。
参加希望者はフォームからエントリーするとともに、用意されている応募課題を提出する必要がある。課題の合格が参加条件となっているが、正答ではなく挑戦の過程を重視するとしている。
講義内容は、全国大会レベルのテーマを初学者向けにアレンジしたもので、講師は主に全国大会経験者で構成されている。講義は、A・B・Cの3トラックから選択でき、それぞれの定員は20名。
Aトラックでは、組込み機器のファームウェア解析、Wi-Fiの仕組みや攻撃プロセスの学習、IoT機器の脆弱性を評価するペンテストなどを学習できる。
Bトラックでは、ランサムウェア攻撃を受けた環境に対して、原因究明や証拠保全を行う「フォレンジック」技術を活用し、攻撃内容の分析を体験できる。また、攻撃の分析を通じ、脅威インテリジェンスの生成・活用方法を学習できる。
Cトラックでは、ウェブエンドポイントに対する脆弱性検知手法の検討や、脆弱性の診断を行うスクリプトの実装方法を学習できる。