Googleの年間検索ランキング、「東京電力」が急上昇ワードの世界8位に

　Googleは15日、2011年の世界全体における検索トレンドを紹介するサイト「Zeitgeist 2011」を公開した。

　世界全体の急上昇ワードランキングでは、YouTubeで公開したデビュー曲が音楽評論家などから「史上最低の曲」などと酷評されたことで話題になった13歳の少女「Rebecca Black」が1位となった。YouTubeでのミュージックビデオは1億6700万回再生されたという。2位は、2011年にGoogleが公開したSNS「Google+」。

　日本語のキーワードである「東京電力」も、世界全体の8位にランクイン。日本語はインターネットユーザー全体の4.7％にしか使われていないが、東京電力というキーワードはものすごい勢いで検索され、世界全体の急上昇ワードにも登場した。

　5位には、噂には上りながら2011年には発売されなかった「iPhone 5」がランクイン。9位には10月に亡くなった「Steve Jobs」、10位には「iPad 2」もトップ10にランクインしている。

　このほか、世界の検索キーワードについて、48カ国のランキングを公開。2011年の主な出来事を2分51秒のビデオクリップとしてまとめた「動画で振り返る2011年」も公開している。