「Google Chrome」安定版がアップデート、脆弱性9件を修正


 米Googleは21日、ウェブブラウザー「Google Chrome」の安定版をバージョン「17.0.963.83」にアップデートしたと発表した。Windows版、Mac版、Linux版、Internet Explorer用プラグインの「Chrome Frame」が対象。

 同バージョンでは、9件の脆弱性を修正するとともに、Flashゲームにおける問題も修正しているという。脆弱性の危険度は、4段階中で2番目に高い“High”が6件、3番目に高い“Medium”が1件、最も低い“Low”が2件。このうちのいくつかは、Googleが実施したGoogle Chromeの脆弱性発見コンテスト「Pwnium」で報告されたエクスプロイトに基づくものだとしている。


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(永沢 茂)

2012/3/22 18:37