「Kinect for Windows 1.5」で日本語音声認識に対応、5月リリース予定


 米Microsoftは26日、「Kinect for Windows」の次期リリースとなるバージョン1.5において、日本語音声認識に対応すると発表した。これは、同社のKinect for Windows公式ブログで発表されたもの。バージョン1.5は5月終わりに公開されるとしている。

 同バージョンでは、英語に加え、日本語、フランス語、スペイン語、イタリア語の音声認識に新たに対応することになる。さらに、これらの言語の方言、例えば英国英語やオーストラリア英語などに対応する言語パックもリリースする。

 バージョン1.5ではまた、、デフォルトモード/ニアモードの両方で、ユーザーが立っていても座っていても頭や首、腕の動きを追跡できるようになる。

 開発者向けには「Kinect Studio」が公開される。この開発環境では、ユーザーとアプリケーションの間の動きや通信を記録、再生、デバッグできるという。

 このほか、Kinect for Windowsが今後2カ月以内に、現在提供されている国以外で新たに19カ国で提供されることもあわせて発表されている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2012/3/28 11:27