20代PCネットユーザーの過半数がスマホ利用、VRI調査
ビデオリサーチインタラクティブ(VRI)は、スマートフォンやタブレット型端末のユーザーを抽出するための予備調査を実施し、その結果を発表した。20代男女においてスマートフォンの所有率が過半数を超えている。
VRIは、スマートフォンやタブレット型端末の所有者のアプリやWebサイトの利用状況を調査し、「Smartphone Contents Report(vol.03)」を9月末にもリリースする予定。今回のその予備調査の結果が公表された。
予備調査は、8月31日~9月4日にかけて、15~69歳のパソコン向けインターネットのユーザーを対象に実施された。サンプル数は2万1383人。
今回の調査で、スマートフォンの所有率は全体で34.7%となった。昨年8月の調査では18.9%、今年2月の調査では27%だった。フィーチャーフォンの所有者は全体で59.8%。
男女別では、男性のスマートフォン所有率が38.1%に対して、女性は31%だった。年代別では若い世代の所有率が高く、20代は男性が53.9%、女性が53.2%と、過半数がスマートフォンを利用していることがわかった。
次いで15~19歳の男性が46.8%、女性が44.2%となり、特にこの世代の女性は2月の調査から14.3ポイントと、もっとも増加ポイントが高い結果となった。
このほか、タブレット型端末の所有率は全体で9.2%だった。
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(津田 啓夢)
2012/9/12 19:15
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