サンコー、テレビでウェブやアプリが楽しめるAndroid 4.0ボックス端末

　サンコー株式会社は9月28日、テレビ接続型のAndroid 4.0端末「Android SmartTV BOX」を発表した。既存のHDMI搭載テレビに接続し、Androidベースのブラウザーやアプリを利用できる。価格は9800円。自社通販サイトおよび東京・秋葉原の直営店で販売する。

「Android SmartTV BOX」

　HDMIないしコンポジット映像端子でテレビと接続して利用するAndroid端末。ブラウザーや各種アプリを実行し、大画面テレビなどへ出力できる。日本語入力アプリをインストールすれば、日本語入力も可能。

　サンコーでは、スティック状の小型モデル「Android Stick 4 SmartTV」をすでに発売しているが、「Android SmartTV BOX」は箱型デザインを採用。また、ネット接続を有線LANのみとしている（無線LAN機能非搭載）。

　「Android SmartTV BOX」はUSB端子を2ポート搭載。キーボード、マウス、外付けハードディスクなどを別途接続できる。外部メモリとしてSDHCカード（最大32GBまで）をサポート。電源はパッケージ同梱のACアダプターで供給する。

　映像の最大出力解像度は1920×1080ドット。CPUはCortex A8-Allwinner A10（1.5GHz、シングルコア)でメモリは1GB。内部ストレージは4GBで、初期状態では約1GBをシステムが占有する。

　対応するファイルフォーマットは、動画がMPEG 1/2/4、 WMV 7/8/9(VC1)、 ASF、H.264/H.263、MP4、FLV、3GPP、MOV、MKV、RM/RMVB、TS、M2TS、DIVX/XVID、AVI、DATなど。音声はMP3、WMA、AAC、OGG、FLACほか。静止画はJPG、PNG、GIF、BMPなどが表示できる。

　本体の大きさは87×66×24mm（幅×奥行き×高さ）で、重量は約80g。