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ヤフーとローソンがネット食材宅配事業に参入、合弁会社設立

 ヤフー株式会社と株式会社ローソンは4日、インターネットによる食品・日用品宅配サービスを提供する合弁会社「株式会社スマートキッチン」を設立した。2013年1月中旬にサービス提供を開始する。

 サービス名は「スマートキッチン」。野菜や肉、魚、惣菜、引用などの食品・日用品に加え、食材キットや冷蔵・冷凍食品などのオリジナル商品約300種類を用意。サービス開始時の商品数は約1万1000点、3月までに2万3000点の商品を扱い、グランドオープンする。

 入会費・月会費は無料。宅配は毎週1回。宅配地域は全国で、東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城・栃木・群馬・山梨は送料無料。決済は口座振替、Yahoo!ウォレット、クレジットカードに対応する。

 Yahoo! JAPANの集客力やサイト運営ノウハウと、ローソンの商品調達力やオリジナル商品開発ノウハウを活用し、主に育児をしながら働く女性に向けた食品・日用品宅配サービスを手がけるという。

 ローソンはスマートキッチンの物流拠点として、2013年2月5日にプロロジスパーク座間2(神奈川県座間市)内に「ローソンEC物流センター座間」を立ち上げる。5月にはローソンネットショッピング「ロッピー」の物流機能も同センターに集約する。

(増田 覚)