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Androidスマホの平均ネット利用時間がPCを上回る、ニールセン調べ

 ニールセン株式会社は10日、Androidスマートフォンのインターネット利用時間がPCを上回るとの調査結果をとりまとめた。ネットを利用する頻度に当たるセッション数ではAndroidスマートフォン利用者は、PC利用者よりも3.5倍も頻繁に利用していたという。

 調査では、Android OSを搭載したスマートフォン利用者をパネル化。各利用者のスマートフォンに計測メーターをインストールし、リアルタイムにスマートフォンの利用状況を収集した。

 それによれば、9月のAndroidスマートフォン利用者の月間1人あたりのネット利用時間は1492分で、PC利用者の1301分を190分上回っていた。Androidスマートフォンにおけるネット利用時間の内訳では、ブラウザー経由が572分であるのに対して、アプリ経由は920分と1.6倍だった。

 この結果についてニールセンは、PCではブラウザーでネットサービスを利用するのが主体だったが、Androidスマートフォンではブラウザーに代わり専用アプリでネットを利用する傾向が高いとしている。

(増田 覚)