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「ザ・ハフィントン・ポスト」日本版が来春スタート、朝日新聞と合弁で
(2012/12/14 18:16)
株式会社朝日新聞社と米国のザ・ハフィントン・ポスト・メディアグループは14日、欧米の人気ニュースサイト「ザ・ハフィントン・ポスト(The Huffington Post)」の日本版設立で基本合意を交わしたと発表した。合弁会社を日本国内に設立し、2013年春にサービスを開始する予定。
ハフィントン・ポストは2005年に米国で創設。現在は、同国だけで月間4600万人近い利用者を集めているという。米国のほか、英国、カナダ、フランス、スペイン、イタリアの各国語版を運営している。
ハフィントン・ポストに寄稿したブロガーは全世界で約4万人。一方で、ソーシャルメディアなどを活用してユーザーが意見を投稿できるようにしているのも大きな特徴。また、リベラル寄りの報道姿勢でも知られる。
ハフィントン・ポスト創設者で、同サイトのチェアマン・プレジデント兼編集長のアリアナ・ハフィントン氏は、発表文の中で「我々が手がけているコミュニケーションの輪は、グローバルに広がり続けています。そこに加わる日本のユーザーのみなさまから、たくさんのご意見をお寄せいただき、それを発信することが、我々の使命だと考えています」とコメントしている。