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mixi、リアルタイムコミュニケーション機能を全ユーザーに拡大

リアルタイムコミュニケーション機能を反映したユーザーインターフェイス

 株式会社ミクシィは26日、同社が運営するSNS「mixi」のメッセージサービス「mixi メッセージ」で試験的に提供していたリアルタイムコミュニケーション機能を全ユーザー向けに拡大した。スマートフォン版の「mixi Touch」およびmixiのiPhoneアプリから利用できる。

 mixiメッセージは、mixiのユーザー同士で1対1のコミュニケーション機能を行えるサービスとして2004年にスタート。リアルタイムコミュニケーション機能は、画面遷移せずメッセージをやりとりできるユーザーインターフェイスを導入したことが特徴。

 ミクシィでは10月30日以降、一部ユーザー限定でリアルタイムコミュニケーションの試験的な取り組みを実施。その結果、対象ユーザーのメッセージの送受信数が10%増加するなど活発に利用されたことから、全ユーザー向けに拡大することにしたという。

 今後はmixiのAndroidアプリからも利用できるようにする。なお、「LINE」「カカオトーク」「comm」のように、メッセンジャー機能単体のアプリをリリースする予定は現時点ではないが、ユーザーの利用状況次第で検討していきたいとしている。

(増田 覚)