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「Opera 12.14」公開、クラッシュがループする場合がある不具合を修正

 Opera Softwareは5日、同社が提供しているウェブブラウザーの最新バージョン「Opera 12.14」の正式版を公開した。Windows、Mac OS X、Linux/FreeBSDに対応しており、同社サイトよりダウンロードできる。

 1つ前のバージョン「12.13」において一定の環境で発生していた不具合を修正したもの。これは、複数の拡張機能のアップデートを確認する際にOperaがクラッシュしてしまうことがあるというもので、クラッシュがループする深刻なケースもあったという。

 12.13は1月30日にリリースされたバージョン。深刻な脆弱性の修正などが行われたとして、Opera Softwareではユーザーにアップデートを推奨していた。しかし上記の不具合が見つかったために2月4日、同社サイトでダウンロード提供するバージョンを「12.12」に戻す一方で、12.13で不具合が発生しているユーザーに対して12.14のRC版を公開していた。

(永沢 茂)