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ワイズ、USBスティック型の超小型Android端末「Wyse Project Ophelia」

 ワイズテクノロジー株式会社(ワイズ)は27日、テレビ画面やディスプレイのMHLポートに接続して、クラウド上のコンテンツにアクセスできる超小型端末「Wyse Project Ophelia」を発表した。2013年上半期に米国で発売する予定という。

Wyse Project Ophelia

 「Wyse Project Ophelia」は、ディスプレイやテレビなどの表示装置と接続する、USBメモリスティックとほぼ同サイズの超小型マルチメディア端末。Android 4.1を搭載しており、Bluetoothキーボード、マウスを利用することで、PCやタブレット端末などがない環境でも、ティスプレイやテレビをインタラクティブな端末として利用できるようになるという。

 また、Wi-Fiを経由したインターネットアクセスにも対応するほか、Wyse PocketCloudをサポートしているので、自分のデスクトップにリモートアクセスして、マルチメディアファイルやアプリケーションを操作することも可能とのこと。

 なお、電源はMHLポートから供給されるので、別途用意する必要はない。

 ワイズでは、ノートPCやタブレットが手元にないが、クラウドベースのコンテンツにアクセスしたい場合や、大型ディスプレイ対応端末を持たない、移動の多いビジネスマン、デジタルサイネージ、低コストでシンクライアントを利用したい学校、図書館などに向くとしている。

(石井 一志)