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ADATA製Wi-Fiストレージリーダー「AE400」発売、5000mAhのバッテリーを内蔵

 マスタードシード株式会社は8日、台湾ADATA Technology製の無線LAN(Wi-Fi)機能内蔵ストレージリーダー「AE400」を発売した。バッテリー駆動により、電源のない屋外などで、別売りSDカードやUSBフラッシュメモリー内のファイルをスマートフォンから読み込むことができる。価格は7980円。

「AE400」

 AE400は、ADATAが展開する「DashDrive Air」シリーズに属する製品。SDカードリーダー(SDXC対応)のほか、フラッシュメモリーやポータブルハードディスクを接続可能なAメス型のUSBポート、AE400自体の充電に利用するmicro-B型のUSBポートを内蔵している。対応ファイルフォーマットはFAT32およびexFAT。

 無線LAN部はIEEE 802.11b/g/n対応で、最大通信速度は150Mbps。Windows、Mac、Linux、iOS、Androidの各端末から同時に、AE400に接続したストレージへアクセスできる。なお、1080pの動画は最大3台、720pの動画は最大5台まで、AE400から同時配信できるという。iOSとAndroid向けには無料の専用アプリも公開されている。

 本体サイズは59×80×21mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約128g。5000mAhのリチウムポリマー充電池を内蔵する。このバッテリーを利用して、他のUSB機器へ電力供給(充電)も可能。また、USBケーブルでAE400とPCを接続すれば、一般的なSDカードリーダーとして使える。

SDカードの装着イメージ
製品パッケージ

(森田 秀一)