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「ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン」社設立、日本語版は5月7日創刊

 株式会社朝日新聞社とThe Huffington Postは、5月7日に創刊する日本語版「ザ・ハフィントン・ポスト」を運営する「ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン」社を4月23日付けで設立した。新会社の最高経営責任者(CEO)には、朝日新聞社の小野高道・編集担当補佐兼デジタル事業担当補佐が就任する。

 ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン社は東京都千代田区に本社を置き、約10人の編集スタッフでスタートする。代表取締役にはザ・ハフィントン・ポスト・メディアグループのジミー・メイマンCEO、と、朝日新聞社の西村陽一・デジタル事業本部長の2人が就任する。

 日本語版ザ・ハフィントン・ポストではまず、政治や経済、国際問題、社会問題を扱うコンテンツを立ち上げ、徐々に他分野にも拡大する計画。「目指すところは、ブログとニュースに基づいた専門家とユーザー間の活発な意見交換が行われる幅広いプラットフォームを提供すること」。

 The Huffington Postは、ニュースやブログ、ソーシャルメディアを融合させたニュースサイトとして、米国や英国、カナダ、フランス、スペイン、イタリアで各国版を展開。米国では2013年1月時点で月間4600万人が訪問し、月間投稿件数は800万件を超えるという。日本語版はアジア進出第1弾となる。

(増田 覚)