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UQ、プライベートIPアドレスの割当てに運用を変更

 UQコミュニケーションズは、端末に付与されるIPアドレスの運用を変更し、2013年6月以降、WiMAX通信端末に付与するIPアドレスを順次プライベートIPアドレスに変更する。同時に、グローバルIPアドレスの割当てが保証されるオプションサービスも提供する。

 同社は、世界的なIPv4のグローバルIPアドレスの不足を受け、6月以降、同社のネットワークに接続するWiMAX端末に付与するIPアドレスをこれまでのグローバルIPアドレスからプライベートIPアドレスに変更する。

 プライベートIPアドレス付与の対象となる料金プランは、「UQ Flat 年間パスポート」「UQ Flat」「UQ Step」。対象外となるのは、au.NETを利用する「UQ Flat プラス」と「UQ 1 Day」。

 同社では、プライベートIPアドレスの付与に伴い、オンラインゲームの一部やサーバーとしての利用の一部、リモートアクセスの一部などが利用できなくなるなどの影響があるとしている。

 UQは、IPアドレス付与の運用を変更するにあたり、グローバルIPアドレスの付与を保証する「グローバルIPアドレスオプション」を提供する。受付は5月21日より開始し、Webサイト「My UQ」から申し込める。利用料は月額100円で、2013年9月末までの利用料は無料。

(太田 亮三)