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Apple、Mac OS用Java SE 6のセキュリティアップデートを公開

 米Appleは18日、Mac OS用のJavaアップデートを公開した。OS X Lion 10.7以降およびOS X Mountain Lion 10.8以降に対応する「Java for OS X 2013-004」と、Mac OS X 10.6.8 Snow Leopardに対応する「Java for Mac OS X 10.6 Update 16」がある。

 Java SE 6をバージョン「1.6.0_51」にアップデートすることで複数の脆弱性を修正する。CVE番号ベースで34件の脆弱性の修正が含まれており、Appleによると、最も危険な脆弱性は、信頼できないJavaアプレットによってJavaサンドボックスの外で任意のコードを実行されてしまうものだという。悪意のあるサイトを訪問すると任意のコードを実行される可能性があるとしている。

 なお、Java 7からはMac用もOracleが提供しており、最新バージョン「1.7.0_25」(Java SE 7 Update 25)がOracleのウェブサイトからダウンロードできる。一方、Java 6まではAppleが独自バージョンを提供していたため、アップデートもAppleが提供しているかたちだ。

(永沢 茂)