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名刺管理アプリ「Eight」が刷新、「ためる」から「使う」アプリに

 Sansan株式会社は24日、名刺管理アプリ「Eight(エイト)」のスマートフォン向けアプリをリニューアルした。「名刺を『ためる』アプリから、名刺を『使う』アプリへ」という開発コンセプトに基づき、名刺を「使う」ために不足していた機能を強化したという。

 Eightは、スマートフォンのカメラで撮影した名刺をデータ化し、スマートフォン向けアプリやウェブ経由で管理できるサービス。名刺のデータ化にあたっては最終的にオペレーターが手作業で入力するのが特徴。2012年2月に公開し、ユーザー数は20万人に上る。

 新バージョンではまず、名刺に記載されている全項目のデータ化に対応した。従来の入力項目は会社名と名前、電話番号、メールアドレスの4項目に限られていたが、部門の電話番号や携帯の番号などの連絡先もデータ化されるようになる。

 また、名刺に「人材紹介」や「広告代理事業」といった業種・業態を表すキーワードを自動で補完する機能を追加。文字によるインデックスを利用した検索もサポートした。このほか、オフライン環境でも名刺が確認できるようになった。

Androidアプリのイメージ

(増田 覚)