トレンドマイクロ、サイバー犯罪対策でインターポールと協力関係を構築

　トレンドマイクロ株式会社は、国際刑事警察機構（インターポール）に対してサイバー犯罪対策における協力関係を築くことで合意したと発表した。

　フランスのインターポール本部において、トレンドマイクロCEOのエバ・チェン氏とインターポール事務総長のロナルド・ノーブル氏が会談し、現地時間6月21日にサイバー犯罪対策に関するインターポールへの協力関係を築くことで合意した。

　トレンドマイクロでは、これまでもインターポールからサイバー犯罪対策に関する協力を依頼されており、今回の合意に基づいてトレンドマイクロではインターポールを通じて加盟各国の警察、政府機関、重要インフラ企業などに技術スキル向上のためのトレーニングを提供し、国際レベルで台頭するデジタル犯罪に対抗するために必要な専門知識の形成を支援する。また、eラーニング形式や講義形式でのトレーニング、ワークショップや専門家認定の実施など、インターポールと協議し、必要なレベルのコンテンツを様々な形で提供する。

　トレンドマイクロは、インターポールへのサイバー犯罪対策に関する支援を通じ、企業ビジョンである「デジタル情報を安全に交換できる世界」の実現を目指すとしている。