ロジテックINA、WSS 2012 Workgroup Editionを搭載したキューブ型NAS

LSV-5S4CQWZシリーズ

　ロジテックINAソリューションズ株式会社は18日、Windows Storage Server（WSS） 2012 Workgroup Editionを搭載したキューブ型NAS「LSV-5S4CQWZシリーズ」を発表した。物理容量は8TB（2TB×4）で、価格は22万8000円。8月中旬よりウェブを通じて販売する。

　「LSV-5S4CQWZシリーズ」は、4台のHDDを搭載したキューブ型のNAS。OSとしてWSS 2012 Workgroup Editionを採用しているため、Windowsクライアントとの親和性が高く、SMB 3.0に対応していることから、最新のクライアントOSであるWindows 8と組み合わせると、高速なデータ転送が可能という。

　また、ボリュームシャドウコピー機能による全ファイルの世代管理が可能なほか、Active Directoryに完全対応し、ユーザー管理やアクセス管理の利便性が向上している。ユーザーは50ユーザーまで登録可能。

　HDDは、NAS用に設計され、信頼性に優れたウエスタンデジタル製の「WD Red」を搭載。ディスク暗号化機能を標準搭載し、ハードウェア暗号化による暗号化（AES XTSモード 256ビット）をサポートする。RAIDは0/1/5に対応した。

　またリモートアクセスツールとして、フリービットの「ServersMan@CAS」を搭載。スマートフォンなどからの外部からのアクセスに対応する。さらに、ディスク仮想化ツール「VVALUT Basic」も搭載しており、拡張バックアップユニットの容量統合や簡易レプリケーションなどが行えるとのこと。

　インターフェイスは1000BASE-T×2やUSB 3.0×2を搭載する。