ニュース

著作権7団体、夏フェス会場で「違法ダウンロード罰則化」を啓発

 音楽関係団体7団体で構成する「STOP!違法ダウンロード広報委員会」は24日、「私的違法ダウンロードの罰則化」を周知することを目的として、夏フェスなどのイベントでノベルティグッズを配布することを明らかにした。

 ノベルティグッズは、正規の音楽・映像配信サイトであることを示す「エルマーク」のキャラクターをあしらった絆創膏。「フジロックフェスティバル’13」「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013」「SUMMER SONIC 2013」「a-nation stadium fes.」の会場で無償配布する。

 STOP!違法ダウンロード広報委員会が夏フェスで啓発活動を行うのは初めて。これまでは主にウェブを通じたキャンペーンを展開してきたが、音楽ファンが集まるイベントでPRすることで、私的違法ダウンロードの罰則化の認知度を高める狙いがある。

 24日からは「ニコニコ動画」、8月1日からは「YouTube」でエルマークを周知するためのウェブ広告を掲載する。このほか、「STOP!違法ダウンロード」啓発ポスターを全国約3000の図書館に配布する予定。

 STOP!違法ダウンロード広報委員会は、日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、日本芸能実演家団体協議会実演家著作隣接権センター、日本音楽出版社協会、演奏家権利処理合同機構MPNおよび映像実演権利者合同機構の7団体で構成される。

エルマークのキャラクターをあしらった絆創膏
ウェブ広告の画像

(増田 覚)