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バッファロー、木造アパート丸ごとWi-Fi化キャンペーン

 株式会社バッファロー・IT・ソリューションズと株式会社バッファローリースは、賃貸集合住宅のオーナーなどを対象に展開している「一棟まるごとアパートWi-Fi」サービスにおいて、「木造アパートオーナー様限定キャンペーン」を9月30日まで実施すると発表した。

 一棟まるごとアパートWi-Fiは、賃貸集合住宅の供用部分にWi-Fiアクセスポイントを設置することで、各部屋からWi-Fi経由でインターネットに接続できるようにするもの。入居者に無料でインターネット接続サービスを提供できるため、オーナーにとって物件の付加価値向上が図れる。

 今回開始した木造アパートオーナー様限定キャンペーンは、2階建9戸までの木造アパートに限定して特別価格で提供するもの。初期工事費を通常価格から15万円割り引いた上で、機器代金や6年間の保守メンテナンス費用を含め、キャンペーン価格で提供する。6年割賦での月々の支払いは通常1万3000円だが、キャンペーンでは4~6戸の物件が9980円、7~9戸の物件が1万1800円(7年目以降は、月々4000円の保守メンテナンス費用のみ)。別途必要となるインターネット回線の費用と合わせ、オーナーは月々1万5000円~1万7000円程度で木造アパートを丸ごとWi-Fi化できることになる。

 バッファローによると、鉄筋コンクリートの物件はコンクリートの壁が電波を遮ってしまうが、木造アパートならば電波透過性が高く、また、バッファローのWi-Fi化のノウハウにより、電波が各部屋に最適な状態で届くように導入できるとしている。

 なお、設置するアクセスポイントは「WAPS-APG600H」という法人向け製品で、2.4GHz帯のIEEE 802.11b/g/nと5GHz帯のIEEE 802.11a/nの同時対応。オプションとして、ネットワークカメラを用いてゴミ置き場などを遠隔チェックできる「監視カメラパック」もある(1台につき6年割賦で月々5000円)。

(永沢 茂)