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クラウドワークス、シニア向け仕事マッチングサービス~テレ東と提携で
(2013/10/31 16:43)
Webで仕事をマッチングする、クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を運営する、株式会社クラウドワークスは、テレビ東京と提携して「シニア向けクラウドソーシングサービス」を11月4日に開始すると発表した。サービスには無料で登録できる。
クラウドワークスではクラウドソーシングプラットフォームの構築及び運用を担当。テレビ東京では、11月4日12:30から放送予定の番組「中高年に大人気!-定年しらずのハッピー仕事術-(仮)」など番組を通じてシニア向けにインターネットを活用した新しい働き方の提案とユーザー登録の推進を担当する。
また両社では、シニアが仕事を獲得する上で最低限必要なITスキルを学ぶためのeラーニングサービスやスキル認定事業などを共同で構築していく予定だ。
提供の背景
日本では高齢化が進み、安倍首相の経済政策「アベノミクス」においても第三の矢として高齢者の力の最大活用がうたわれるなど、シニア世代の労働力活用の機運が高まっている。
クラウドワークスでも、最高齢の利用ユーザーが85歳となっており、70代の方もインターネットを活用して積極的に仕事をするなど、シニア世代の利用が急速に進んでいるという。
現在、約5000名のシニア世代(50歳以上)がクラウドワークスを利用しており、直近4カ月でシニア世代の会員数は倍増。また、クラウドワークスのシニアユーザーでは、3分の1がクラウドソーシングを活用して毎月20万円以上の収入を得ているというアンケート結果も出ているという。
仕事内容はデータ内容、記事作成、HP作成、ロゴ作成、アンケート回答などスキルが必要ないものから、仕事で培ったスキルを活かせる仕事まで幅広い。
クラウドワークスでは、「時間に余裕があること、もともと長い仕事経験の中で培ったスキルを活かせることなどから、シニア向けのクラウドソーシング市場は大きく拡大していく余地がある」と分析する。
テレビ東京では、有力な視聴者層であるシニア層に向けて具体的に社会的意義の高い取り組みを検討しており、今回の業務提携に至ったという。両社はクラウドソーシング業界初となるシニア向けに特化したクラウドソーシングプラットフォームの事業開始や、シニアに向けた新しい働き方の提案、スキル認定事業などユーザー向けのサービス開発を行っていく考えだ。