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古地図アプリ「時層地図」のiPad版公開、大画面で異なる時代を並べて表示

東京時層地図 for iPad

 一般財団法人日本地図センターは7日、iPadアプリ「東京時層地図 for iPad」を提供開始した。App Storeからダウンロード可能で、価格は2500円。

 東京時層地図 for iPadは、明治から現代までの時間を軸に都市の変遷を知ることができるアプリ。iPhone版の「東京時層地図」と「横濱時層地図」を合わせた範囲が収録されており、7つの時期(文明開化期、明治のおわり、関東地震直前、昭和戦前期、高度成長前夜、バブル期、現代)に、航空写真や地形等を加えた10種類を表示できる。GPSにより現在地を古地図の上で表示することも可能だ。

 また、iPhone版にはない2画面表示機能やブックマーク機能(SNS対応)、ヘディングアップ表示機能、地名検索機能なども搭載されている。アプリの公式サイトでは、2020年東京オリンピック・パラリンピック会場一覧の「東京時層地図」用ブックマーク一覧を掲載しており、ウェブブラウザーからブックマークをタップすることにより、アプリの古地図上で会場の位置を確認できる。

(片岡 義明)