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Webサイト制作ソフト「BiND for WebLiFE* 7」発売

~専用レンタルサーバー契約なしでオンラインショップが開業可能に

「BiND for WebLiFE* 7」プロフェッショナル版パッケージ

 株式会社デジタルステージは、Webサイト制作ソフト「BiND for WebLiFE* 7」(バインド・フォー・ウェブライフ7、以下BiND7)を、3月20日に発売する。税抜価格は、スタンダード版が1万9800円、プロフェッショナル版が2万9800円。

 BiNDは、HTMLタグやCSSを記述することなく、用意されたテンプレートをカスタマイズすることで、見栄えのするサイトや最新の技術を使ったサイトが構築できる点が特徴のWebサイト制作ソフト。

 新バージョンの「BiND7」では、オンラインショップ作成機能を強化した。これまではショッピングカート機能「BiNDカート」を利用するには、デジタルステージが運営する「WebLiFE*サーバー」のプレミアムコース会員になる必要があったが、「BiND7」ではサーバー契約をしないフリーコース会員でもカート機能が利用可能となった。他社の無料レンタルサーバーなどでもカート機能が利用できるが、フリーコース会員では登録アイテム数が5点までに限られている。「WebLiFE*サーバー」のプレミアムコースは月額2980円で、登録アイテム数は1000個まで。

 ストアのテーマカラーも7色から選択できるようになり、BiNDの画像編集ツール「SiGN Pro」でカートボタンの自作が可能になった。スマートフォンでの表示も自動で最適化する機能も搭載。4月からはダウンロードコンテンツの販売にも対応する予定だ。

BiND Cart設定画面
BiND Cartコントロールパネル

 jQueryを使ったスライドショー作成機能「SHiFT」も刷新。立体的な視差を生むパララックス、3D効果のあるものなどインパクトのあるスライドショーを追加したほか、大量の画像を整理して見せられるサムネイル付きのものなどテンプレートを拡充。マウスオーバーするとサブメニューが自動で表示されるなど、jQueryを使ったナビゲーションシステムも新たに開発した。今回のバージョンから画像の表示スピードの調節も可能になっている。

 SNSでの情報拡散に効果的とされるOpenGraph機能も新たに搭載、ページ単位で設定できるようになった。

 そのほか、CSS設定機能の改善、ブロックスキン(テーマカラー)の刷新、2つの編集モードの効率化など、基本の機能のブラッシュアップも行われた。

SHiFT2画面
OpenGraph画面

 パッケージはスタンダード版1万9800円とプロフェッショナル版2万9800円の2製品をラインナップ。いずれもプラス1000円で解説書が付くパッケージも用意される。価格はいずれも税抜価格。

 スタンダード版は収録テンプレート数176サイト、「WebLiFE*サーバー」ベーシックコース6カ月の無料利用権が付く。プロフェッショナル版は、収録テンプレート数216サイト(WordPress、Facebookページを含む)、「WebLiFE*サーバー」ベーシックコース24カ月+プレミアムコース3カ月の無料利用権が付く。

 対応OSは、Windows 7 SP1/Windows 8/Windows 8.1、およびMac OS X 10.6.8/Mac OS X 10.7.5/Mac OS X 10.8.5/Mac OS X 10.9.1。Windows OSは32/64bitに対応するが、64bit版では32bitモードで動作する。

サイトシアター画面
サイトエディター画面

(工藤 ひろえ)