GoogleとIntel、Bay Trail搭載のChromebookなど新製品を発表

　米Googleと米Intelは6日、Bay Trail-M版Celeronや第4世代Core i3を搭載するChromebookなど、Chrome OSを搭載する新製品を発表した。サンフランシスコで開催した発表会には、Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovo、LG Electronics USA、東芝が参加。各社が新製品を発表した。

　Bay Trail-M版Celeron搭載のChromebookは、Acer、ASUS、Lenovo、東芝の各社が発売を予定。バッテリー駆動は11時間以上で、ファンレスで薄く、軽くなった点が特徴で、IEEE 802.11ac対応の無線LANモジュールを搭載する。

　Lenovoは、通常型ノートの「N20」と、キーボード部分が300度折り曲がるマルチタッチ対応の「N20p」の2機種を発表。いずれも11.6インチ（1366×768）ディスプレイを搭載し、重量は1.4kg、厚さは17.9mm以下。16GBの内蔵ドライブと100GBのオンラインストレージ（Googleドライブ）を利用できる。価格はN20が279ドルから、N20pが329ドルから。N20は7月発売、N20pは8月発売。

N20

N20p

　ASUSは、11.6インチディスプレイ搭載の「C200」と、13.3インチディスプレイ搭載の「C300」の2機種を発表。今夏発売予定で、価格やスペックなどは未発表。

C200

C300

　第4世代Core i3搭載のChromebookは、DellとAcerが発売を予定。Dellは「Chromebook 11」のCore i3搭載モデルを今年後半に発売。Acerは「C720」のCore i3搭載モデルを新学年シーズン前に発売する。Chromebook 11の価格は未発表。C720の価格は349.99ドル。

Chromebook 11

C720

　このほか、Chrome OS搭載のデバイスとして、HPが小型デスクトップ端末の「Chromebox」を6月に、LGがディスプレイ一体型の「Chromebase」（22CV241）を5月26日に発売することを発表した。