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在校生のTwitterユーザーをリストアップ、不適切発言を早期発見するサービス

 株式会社ガイアックスは24日、学校法人向けのTwitterモニタリングサービス「セーフティプログラム for Twitter(tSP)」の提供を開始した。在籍する学生の不適切ツイートを早期に発見し、レポート化することで、いわゆる“炎上”への発展を抑止するのが狙い。料金は、調査対象となるTwitterアカウント1つあたり月額4000円から。なお、サービス導入にあたっての初期調査には別途費用がかかる。

ネット炎上事例を発生源別にまとめたグラフ。Twitterを発信元とするケースが多いという

 Twitterをはじめとしたソーシャルメディアが普及する一方で、法律や道徳の観点で問題のある投稿がネット上で炎上するケースが近年増加。発信元が学生の場合、結果として在籍する学校法人が謝罪し、処分を行うなどの事態も発生している。

 こういった問題を受け、学生のTwitter利用を把握したいというニーズが特に大学の間で高まっているという。ガイアックスのtSPでは、学校に所属しているTwitterユーザーの調査を行い、リストアップ。学校側はリストを元に、特に見守りの対象としたいアカウントを指定できる。

 対象アカウントについては、投稿内容の分析を日々分析し、リスク度合いなどに応じてレポート化される。なお、tSPでは、公開設定されているTwitterアカウントであれば1アカウントから指定可能。学校以外の一般企業でも利用できるとしている。

(森田 秀一)