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方向音痴向けナビアプリ、どうしても道が分からない時にUberを呼び出せる機能追加

 チーム方痴民は28日、距離と方向だけを示すシンプルなナビアプリ「Waaaaay!」に新機能を追加した。配車サービス「Uber」のアプリを呼び出せる機能だ。

ナビ画面に「迷った。ギブアップ」ボタンが表示される

 現在地と目的地を設定した状態で、目的地までの距離が500m以上20km以下で、Uberの配車エリア内の場合、ナビ画面に「迷った。ギブアップ」というボタンが表示される。どうしても目的地に辿りつけない場合、このボタンからUberアプリを呼び出すことができる。

 新機能は、Uberが8月20日に公開した「Uber API」と日本で初めて連携することで実現。Waaaaay!経由でUberアプリを起動すると、現在地と目的地が自動的に入力される。また、Uberアプリをインストールしていない場合は、サインアップページに誘導される。なお、プロモーションコードを入力することで、初回2000円分の乗車料が無料になる。

「迷った。ギブアップ」ボタンを押すと、「方向音痴の秘密兵器『Uber』を開きますか?」と表示される
Uberアプリが起動すると、「Waaaaay!」側で設定していた現在地と目的地があらかじめ設定される
Uberアプリをインストールしていない場合、サインアップページに誘導する

 Uber呼び出しは、Waaaaay! ver.2.2.0以上で対応する。現在、Android版のみ公開されており、iOS版は現時点で申請中という。対応OSは、Android 2.3.3以上、iOSは、現時点で公開されているバージョンで6.0以上。

(山川 晶之)