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昭文社、オフライン地図アプリ開発キット「Mapple G-SDK」のiOS版を11月発売

 株式会社昭文社は、iOS向け地図アプリの開発キット「Mapple G-SDK for iOS」を11月に発売する。

 アプリ開発者がMapple G-SDK for iOSと地図データを用いることで、各種業務用アプリに地図機能を組み込むことができる。開発したアプリでは「マップル」の道路地図をオフラインで常時表示できるため、山間部や災害時など、通信が不安定な環境での業務支援に役立つという。

 地図上にテキスト情報や各種図形、アイコンを表示するカスタマイズも行えるため、営業支援や動態管理など幅広い業務に活用できるとしている。

 地図表示は、進行方向が上になる「自動回転」と、常に北を上にする「ノースアップ固定」の切り替えが可能。また、タブレット/スマートフォン用の描画エンジンを搭載しており、拡大・縮小しても見やすい地図デザインだという。

 このほか、住所や目標物の検索が可能になる検索オプションを12月に発売予定。

 推奨OSはiOS 7.1~8.0。価格は個別問い合わせとなっており、SDKの機能を試せる無料の試用版も用意している。

 なお、Android向けの「Mapple G-SDK for Android」については、すでに今年2月に発売している。

(永沢 茂)