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DTPソフト「QuarkXPress 2015」発表、64ビット化で性能向上

 米Quark Softwareは28日、DTPソフト「QuarkXPress」の最新版となる「QuarkXPress 2015」を発表した。発売は2015年第1四半期の予定。対応OSはOS X Yosemite(10.10)/Mavericks(10.9)/Mountain Lion(10.8)と、Windows 8.1/8/7の各64ビット版。

 QuarkXPress 2015は、64ビット化によりパフォーマンスを向上。デザイナー向けの自動化機能や、印刷とデジタル制作のための機能など、ユーザーからのリクエストが多かった機能を追加。より大きなページサイズへの対応や、レイアウト固定のインタラクティブな電子書籍のサポート、カスタム用紙サイズなどの新機能を搭載する。

 Quarkでは、2014年10月1日~12月31日までの期間中に、原稿バージョンの「QuarkXPress 10」を購入したユーザーに対して、QuarkXPress 2015のアップグレードライセンスを無償提供するキャンペーンを実施する。また、現在QuarkXPress 10を保有しているユーザー向けには、アップグレードライセンスを特別価格(2万5000円)で販売する先行予約を受け付ける。

(三柳 英樹)