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Cerevo、ライブ配信できるスイッチャー「LiveWedge」、発売のめどが立つ

 株式会社Cerevoは、ライブ配信機能搭載スイッチャー「LiveWedge」を2015年1月に出荷開始すると発表した。もともと2014年1月発売予定だったが、開発遅延や操作性・品質向上を理由に発売を延期していた。直販サイト「Cerevo Store」での価格は9万5327円(税別)。

ライブ配信機能搭載スイッチャー「LiveWedge」

 Live Wedgeは、4系統のHDMI入力を備えたオーディオ/ビデオスイッチャー。本体のボタン以外にタブレットからのワイヤレス操作に対応している。また、プレビュー映像をタブレットから確認できる「タブレット・ビュー」機能を搭載し、タブレットで映像をチェックしながら遠隔操作が可能となっている。

 また、同社のライブ配信専用機「LiveShell PRO」と同等のライブ配信機能を装備。最大720/30p映像のライブ配信と、映像のスイッチングを1台で実現できるとしている。ライブ配信は、Ustremやニコニコ生放送、Youtube Liveといった主要配信サービスのほか、ユーザー独自に設置したサーバーへの配信も可能。

タブレットから映像の確認や遠隔操作が可能
ライブ配信機能搭載で主要配信サービスをPCレスで利用可能

 本体にはSDカードスロットを搭載。スイッチングした映像の録画も本体で行える。また、事前に用意しておいた映像・画像素材をSDカードから読み込むことで、スイッチングに組み込むことができる。

 なお、19日開催の放送機器展「Inter BEE 2014」にて、LiveWedgeや参考出展の新製品デモを展示しているという。

(山川 晶之)