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Facebookグループ専用の単体アプリ「Facebook Groups」公開

参加グループと通知を一覧可能

 米Facebookは18日、Facebookグループ専用の単体アプリ「Facebook Groups」を公開した。iOS/Androidに対応しており、日本を含む全世界で利用できる。

 Facebookのグループ機能は「Facebook」アプリやデスクトップでも利用できるが、専用アプリなら必要なグループにすぐにアクセスできるメリットがある。

 Facebook Groupsアプリを開くと、参加している全グループが一覧表示され、頻繁に利用するグループが上に表示される。アイコンに未読も表示され、グループの通知を一覧表示することもできる。グループ間の移動も簡単に行える。新しいグループを作成することも可能だ。

 また、新しいグループを発見できるタブもある。ここでは、自分が「いいね!」したページや、友達が所属しているグループ、地域等に応じてグループをサジェストしてくれる。

 Facebookではこのアプリの使用例として、シカゴの芸術のための非営利団体が12週間の音楽学習プログラムの後に、生徒が連絡を取り合うためにグループアプリを使用している例、ブラジルの歯科学生がテストや期日についてのメモやリマインダーを投稿するグループを使用している例、9人の親友が日本、マレーシア、シンガポール、香港、英国に離ればなれになっていながらもグループを作成して連絡を絶やさないでいる例を挙げている。

 このように、家族で写真をシェアしたり、家族旅行を計画したり、チームで最新情報やスケジュールを投稿したり、近所でグループを作成して近隣ニュースや世間話を投稿したり、学校や職場などで参加しているプロジェクトの共同作業や情報の連絡にグループアプリを使用したりすることができるとしている。

 Facebook Groupsアプリは、Facebook社内の「Facebook Creative Labs」が開発したと発表されている。Facebook Creative Labsはこれまでに「Paper」「Slingshot」「Mentions」「Rooms」アプリを公開してきた。Facebookアプリとは別に、モバイル向け単一機能アプリ開発を目的としているチームだ。

 なお、これまで同様、Facebookグループは「Facebook」アプリおよびデスクトップでも使用でき、度などエクスペリエンスを改良していきたいとしている。

(青木 大我 taiga@scientist.com)