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Google Nowで他社製カードが利用可能に、まずはクックパッド、SUUMO、SmartNews
(2015/2/2 19:10)
グーグル株式会社は2日、パーソナルアシスタント「Google Now」にて、サードパーティ製のNowカードを追加し、「クックパッド」「SUUMO」「SmartNews」のAndroidアプリ最新バージョンにてGoogle Nowに対応した。対応OSはAndroid 4.1以上。
サードパーティ製のNowカードは、Googleアプリの「Now サードパーティプラットフォーム」を利用したもので、クックパッドやSUUMO、SmartNewsは、ローンチパートナーとして参画している。
これらのアプリがAndroid搭載端末にインストールされている場合に、適切なタイミングで情報を表示する。クックパッドであれば、クックパッドAndroid向けアプリでのレシピ検索ログデータなどをもとに、ユーザーがいる場所や季節を踏まえた料理やレシピ情報を、ユーザーに先回りする形で提案する。SUUMOであれば、SUUMOのAndroidアプリで賃貸物件を検索した際の検索結果をもとに、ユーザーへのおすすめ新着物件情報を表示する。
SmartNewsでは、SmartNewsトップに掲載されている話題のニュースを、ユーザーの通勤・通学時間帯に配信するほか、Nowカードが取得した位置情報にもとづき、47都道府県のニュースの中から現在地のニュースを配信する。SmartNewsの米国版もNowサードパーティプラットフォームに対応。Android端末で言語設定が英語になっており、SmartNews米国版を利用しているユーザーであれば「話題のニュース(Trending News)」を、Nowカードにて受け取ることができる。
なお、Google Now全体では40種類のNowカードが追加されている。日本語はクックパッド、SUUMO、SmartNewsのみ対応となるが、Android OSのロケールを英語に変更し、Google Nowも英語で使用していれば、英語圏のNowカードを利用できる可能性はあるという。ただし、位置情報をトリガーにしているNowカードの利用は難しいとのこと。