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Twitter、テレビ視聴ユーザーを対象としたターゲティング広告を正式提供開始

 Twitterは4日、テレビ番組に関するツイートを行っているユーザーを対象としたターゲティング広告サービス「テレビターゲティング」の提供を開始した。

テレビターゲティング

 広告主が指定したテレビ番組やジャンルなどに関するツイートを行っているユーザーにターゲットを絞って、広告を配信できるサービス。これまでは「テレビ会話ターゲティング」という名称でベータテストを行ってきたが、機能を拡張し、「テレビターゲティング」として正式にサービスを開始した。

 ベータテストの段階では、特定のテレビ番組についてのターゲティングのみが可能だったが、正式版ではチャンネルとジャンルのターゲティングにも対応。番組の放送時間帯だけでなく、番組の前後にツイートしているユーザーなどにも対象を広げることができる。

 Twitterでは、Twitterユーザーの5人に4人(81%)が、Twitterを使いながらテレビを視聴したことがあり、うち75%はテレビ番組に関するツイートをしたことがあるという調査結果を紹介。こうしたテレビ番組に関連するユーザーに向けて効果的にプロモツイートを配信することで、既存のテレビ広告との連動や、リーチの拡大、属性や興味関心によるターゲティングとして活用できるとしている。

(三柳 英樹)