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iOS向けOfficeアプリがiCloudやBoxに対応、外部クラウドストレージとの連携を強化

 米Microsoftは17日、Officeと他社クラウドストレージサービスとの連携強化について発表した。第1弾としてiOS向けのOfficeアプリが、Appleの「iCloud」や米Boxなどのストレージサービスに対応した。

 Microsoftでは、2014年11月にDropboxとの提携を発表。Officeアプリから直接Dropbox内のファイルを編集可能にする対応を進めてきた。

 今回、iOS向けOfficeアプリ(Word、Excel、PowerPoint)がアップデートされ、iCloudなどのストレージサービスに対応。アプリ上で、ファイルの「開く」メニューの「その他」をタップし、左上の「場所」をタップすると、iCloudやBoxなどのストレージサービスを選択できるようになった。

 同様の対応は、Android向けアプリやWindows 10向けのユニバーサルアプリでも行う予定で、現在開発を進めているという。

 また、ウェブ版のOfficeアプリケーション「Office Online」についても、連携を行うためのクラウドストレージサービス提供事業者向けのパートナープログラム「Cloud Storage Partner Program」を発表。このプログラムには、Box、Citrix、Salesforceがすでに参加している。

(三柳 英樹)