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情報処理学会、小学生~大学3年生が対象の「ジュニア会員制度」スタート、年会費無料で学会誌が読み放題

 一般社団法人情報処理学会は20日、学生向けのジュニア会員制度を2015年度より導入すると発表した。年会費は無料。3月から受け付けを開始する。

 若い世代が情報処理学会のコンテンツに触れる機会を増やすことが目的。月刊の学会誌「情報処理」をオンライン電子図書館にて創刊号から最新号まで閲覧できるほか、さまざまなトピックを扱う39種類の研究会から1つを選択し、論文閲覧・講演聴講できる。また、学会主催のイベントなどに学生会員価格で参加できる。

 申し込み期限は10月31日までで、会員資格の有効期間は、2015年度の入会日から年度末(2016年3月31日)まで。2016年度にはさらに無料で閲覧できるコンテンツを拡大する予定だという。

 対象は、小・中・高校生、大学学部3年生以下、高等専門学校専攻科1年生以下、短期大学生、専門学校生。なお、正会員に入会している人は、同制度を利用することはできない。

(山川 晶之)